こんな沖縄に誰がした

普天間移設問題―最善・最短の解決策

海外移設への具体的道を提示する!

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著者 大田 昌秀
ジャンル 社会  > 沖縄
出版年月日 2010/11/19
書店発売日 2010/11/19
ISBN 9784886836854
判型・ページ数 B6・293ページ
定価 2,090円(税込)
在庫 在庫あり
内容紹介
目次

日米両政府合作によってつくられた現実を、
無視しつづける鉄面皮(てつめんぴ)はもう許されない。
海外移設への具体的道を提示する!

「私たちの愛する沖縄の現状が日本国憲法の理念やもろもろの規定と余りにも異なり過ぎている事態を直視し、それが何に起因するのかを明らかにしたいのである。と同時に、できる限りその解決の処方箋を読者と一緒に考えてみたい」(「まえがき」より)

【書 評(抜粋)】

●続く沖縄差別政策に怒り
「……本書は明治以来の資料を駆使して、琉球処分から現代まで脈々とつながる軍事的沖縄差別政策を論証しており、基地負担にあえぐ沖縄の状況を生み出し、現在もそれを続けようとしている「日本」に対する怒りを強く呼び起こす。日米安保重要論者にとっても読むべき一冊といえる……」〔評者:高良鉄美・琉球大学教授〕(2010年12月5日付「琉球新報」)

●抑圧の現状に差別見る姿勢
「……日米合作による戦後沖縄の米国支配の実態が解明され、過重な軍事基地に苦悩する沖縄の現状を鋭く告発する。その他、沖縄の自立論、独立論の起原などについての言及もあり、興味深い論文構成となっている……」〔評者:比屋根照夫・琉球大学名誉教授〕(2010年12月18付「沖縄タイムス」)

●空論ではない沖縄分離論
「……菅政権が辺野古移設を強行すれば、沖縄のマグマが爆発し、日本の国家統合が内側から崩れる。本書を読めば、沖縄の日本からの分離のシナリオが、決して空論ではないことがわかる」〔評者:佐藤優・作家、元外務省主任分析官〕(2010年12月27日号「AERAアエラ」)


〈お詫びとお知らせ〉
本書掲載の第2部扉、145ページ下3点、149ページの写真について、撮影者(著作権者)である兼城淳子氏の明記がございませんでした。兼城氏にお詫び申し上げるとともに、ここにお知らせ致します。

第一部 こんな沖縄に誰がした
 一、沖縄の軍事基地化の端緒――明治維新と沖縄
 二、米軍による沖縄の分離と日本政府の合意
 三、昭和天皇と沖縄――天皇メッセージの波紋
 四、憲法第九条の成立過程と天皇制存続の経緯
 五、沖縄の自立と軍事基地

第二部 普天間・辺野古問題
 一、問題の現状
 二、国外移設の可能性
 三、普天間問題の帰趨
 四、六〇年代後半の辺野古基地建設計画
 五、蘇る辺野古基地建設計画
 六、普天間移設に絡む利権問題
 七、辺野古移設と環境問題

第三部 資料編
 在沖米軍基地の削減等に関する議論等〈要約版〉
こんな沖縄に誰がした

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