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民間委託が公共サービスを壊す

ドイツ地方自治体の反民営化・再公営化の闘いから学ぶ

民間委託が公共サービスを壊す
著者 自治労宮崎県本部
杉田 憲道
ジャンル 政治・経済・教育 > 経済・経営
出版年月日 2010/05/31
ISBN 9784886836755
判型・ページ数 A5・144ページ
定価 本体1,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

(1) ドイツにおける反民営化・再公営化闘争の現状と課題
     ――ヴェルディの闘争から学ぶ
(2) ドイツにおける反民営化闘争の実践的課題
     ――ライプチヒの市民運動の経験から学ぶ
(3) EU諸国の民営化の現状と課題

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内容説明

〈ドイツでは、公共サービス関連の労働組合ヴェルディ(Ver.di)との交流を継続して行うことにしました。2005年当時ドイツでは、ドイツ社民党(SPD)が政権を握っていましたが、新自由主義の台頭と財政危機により、これまで社会民主主義を支持してきた国民から懸念をもたれるような政策を実施しようとしていました。特に、福祉の分野で自己負担増を余儀なくされたハーツ(Hartz)法を提案するなど揺れ動き、結果的に政権交代に結びついてしまいました。
 これらの根底には、世界的に現象となっている財政問題と新自由主義思想が横たわっていました。そしてこれらは、労働組合にも大きな影響を与えてきました。その現れが、民営化であり、そのことにより公共の定義と公務労働の問題がクローズアップされてきました。日本でも、構造改革の名のもとに規制緩和が行われ、公務部門の民営化や民間委託、独立行政法人化など、「官から民へ」の流れが急速に進んでいました。
 そこでドイツにおける同様の課題を、ヴェルディがどのように取り組んできたのか研修してきました。その取り組みの報告を、海外研修のアドバイザーである熊本学園大学の杉田憲道教授がまとめたのが、この小冊子です。
 日本における公共サービスを考える上で、「生活上の配慮」の概念を重視するヨーロッパのあり方など参考になると思いますし、コスト比較の取り組みなども紹介されています。
 自治体職場における「公共サービスを守るたたかい」の参考になれば幸いです〉
 (「発刊にあたって」より)

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