冤罪・警察不祥事と暴対法

シリーズ おかしいぞ! 暴力団対策⑤

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著者 宮崎 学 編著
ジャンル 社会  > 社会問題
シリーズ おかしいぞ!暴力団対策
出版年月日 2013/04/10
ISBN 9784886837424
判型・ページ数 A5・112ページ
定価 880円(税込)
在庫 在庫あり
目次
■ヤクザの冤罪と暴排の背景にある警察不祥事 宮崎学
  「捜査」の名の下の殺人
  警察批判をかわすための暴排
  ヤクザを利用して昇進した刑事
  「ノルマ主義」という陥穽
  予算獲得としての暴力団対策

■進行する暴力団排除の背景
帰ってきた“闇社会の守護神”田中森一に聞く
        聞き手・宮崎学
  暴排は憲法違反
  ずさんなヤクザ捜査
  国民が望む厳罰化
  司法から「情」が消えた
  検察は獄死させたかった?
  獄中で得た「宝」

■まずは警察が襟を正せ――無実を訴え続けた「ヤクザの言い分」
二代目東組副組長・二代目清勇会・川口和秀会長に聞く
        聞き手・宮崎学
  ヤクザゆえの「有罪ありき」
  暴排に加担するメディア
  「昔過激派、今ヤクザ」

■「特定危険指定処分取消訴訟」を提起して 弁護士 松井武
  1 はじめに
  2 特定危険指定暴力団等の指定(三〇条の八)の趣旨と「おそれ」について
  3 警戒区域と「おそれ」
  4 指定の効果について
  5 最後に

■実話雑誌記者匿名座談会
なぜ私たちはヤクザを取材するのか
聞き手・編集部
  もそも「実話誌」とは?
  記事へのクレームは激減
  「暴力団員」とは誰か
  相次ぐ実話系雑誌の事実上の廃刊をどう見るか

■沖縄は諦めるわけにはいかない
   社民党衆議院議員・照屋寛徳インタビュー
               聞き手・宮崎学
  個人史と戦後史を重ねて生きてきた
  原発マネーは自立経済を破壊する
  文明の失敗の博物館に
  沖縄に残る「ゆいまーる」=結ぶ心
  被差別出身者が権力を乱暴に使うと
  「ヤクザをやめたら弁護してやる」
  暴対法改定に反対党が初めて登場
  沖縄は諦めるわけにはいかない
  地元採用の警察官たちは――
  地元の名士は郵便局長、巡査、校長先生

■弁護士は何を守るのか
 第二東京弁護士会・依頼者に「暴力団であれば受忍しない」
                       宮崎学
  「暴力団員に人権はない」
  暴力団等反社会的勢力でないこと等に関する表明・確約書(個人用・法人用)


■資料編
  警察問題を知るためのブックガイド
  「暴力団排除条例」の廃止を求め、「暴対法改定」に反対する表現者の共同声明
  我々は暴対法改定成立を認めない
冤罪・警察不祥事と暴対法

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