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〈新装〉増補修訂版 相互扶助論  新刊

〈新装〉増補修訂版 相互扶助論

助け合う関係の歴史、共存の哲学。「相互扶助社会は『夢想』ではなくて、歴史の必然的帰結です」内田樹

著者 ピョートル・クロポトキン
大杉 栄
ジャンル 人文・歴史 > 哲学・思想
出版年月日 2017/02/25
ISBN 9784886838131
判型・ページ数 4-6・308ページ
定価 本体3,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

序 論
第一章 動物の相互扶助
第二章 動物の相互扶助(続)
第三章 未開人の相互扶助
第四章 野蛮人の相互扶助
第五章 中世都市の相互扶助
第六章 中世都市の相互扶助(続)
第七章 近代社会の相互扶助
第八章 近代社会の相互扶助(続)
結 論
〈解説〉甦れ、相互扶助(増補)(大窪一志)

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内容説明

助け合う関係の歴史、共存の哲学。

内田樹氏 推薦!
“定常経済・相互扶助社会は「夢想」ではなくて、歴史の必然的帰結です。意図的に創り出さなくても、自然にそうなります。この企ての合理性が理解できない人たちは「弱者を支援するために作られた組織」の方が「勝者が総取りする組織」よりも淘汰圧に強いということを知らないのでしょう。――『相互扶助論』をぜひお手に取って頂きたいと思います。クロポトキンは相互扶助する種はそうしない種よりも生き延びる確率が高いという生物学的視点からアナーキズムを基礎づけようとしました。なぜアナーキズムが弾圧されたのか、その理由が読むと分かります。国家による「天上的介入」抜きで市民社会に公正と正義を打ち立てることができるような個人の市民的成熟をアナーキズムは求めました。「公正で雅量ある国家」を建設するより前に、まずその担い手たる「公正で雅量ある市民」を建設しようとしたことに国家は嫉妬したのです。 内田樹”

新自由主義と自己責任論の残した無惨な破局のあとに、「相互扶助」は人間と社会の再生をかけたキーワードだ。

「クロポトキンは、ダーウィンの影響を受けた〈進化論〉者の一人であったが、その内容において、適者生存の原理、生物界の不断の闘争と生存競争の法則をつよく批判した。そして、これに対置して〈相互扶助〉の原理を〈進化〉の〈一要素〉とした。〈相互扶助〉の原理を受け入れ、引き継いだ〈種〉のみが自らを進歩させ、〈進化〉し、自らを維持することができたのであると。今から百年前の検証作業ではあるが、その展開は滔々と流れる大河の流れのごとく、読む者を飽きさせない」(「発刊にあたって」より)

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