「高校生のちからを信じたい ――「不起立」教師の平和教育」
立川秀円/著 定価(本体1500円+税)
本書は「日の丸・君が代」強制(10・23通達)に抗った社会科・公民科教師の平和教育実践記録であるとともに都立高校の変容と実態を伝えながら、未来をになう若者たちへのメッセージでもある。
「教育の政治経済学[増補版]」
黒崎 勲/著 定価(本体3800円+税)
ハイエク、ブローデルの社会理論を基に、学校選択理念の可能性を展望する独創的な理論書として好評を得た旧版に新たな補説を加えて再刊。
「徹底検証「新しい歴史教科書」」(第1巻 古代編)(第2巻 中世編)
川瀬健一/著 第1巻:定価(本体3000円+税)/第2巻:定価(本体3200円+税)
最新の歴史研究を紹介しながら解き明かす、異色の「歴史よみもの」であり、現行歴史教科書で知ったはずの<常識>が、一つ一つくつがえされる痛快な労作。
「現代アメリカの学校改革 ――教育政策・教育実践・学力」
リチャード・エルモア/著 神山正弘/訳 定価(本体3000円+税)
日本における教育行政とその研究のあり方の問題提起の著としてきわめて刺激的な一冊。
「人間選別工場─新たな高校格差社会」
斎藤貴男/著 定価(本体1500円+税)
学校の「個」性化って何だ! 母校(都立高校)で起こっている問題についての取材から始まり、東京都の教育改革、全国的な高校統廃合、再編をとおして若者が無慈悲に選別されていく実態をつぶさに描く。
日日教育文庫第4弾「共通の土台を求めて―多元化社会の公立学校」
デイヴィット・タイヤック/著 黒崎勲&清田夏代/共訳 定価(本体2800円+税)
1970年代に名著「The One Best System」を著してアメリカ教育史の叙述を一新した著者が、広く深い歴史的分析の視野から多元的価値の尊重と民主主義的共通性の探求の間の葛藤を跡づけ、現代社会の教育改革の動向に展望を指し示す。
「民主教育論−民主主義社会における教育と政治」
エイミー・ガットマン/著 神山正弘/訳 定価(本体3800円+税)
「教育に関する権力の問題」=「将来の国民の教育を構築する権力を誰が持つのか」をテーマとして果敢に展開する。
「Fゼミ通信−古厩忠夫の思索と行動の記録」
古厩忠夫/著 定価(本体2400円+税)
1989〜2003年にわたり、教え子・卒業生たちに発信し、その返信を収録しながら思索をつづけた、「通信」30号の全記録。
『新しいタイプの公立学校』
黒崎勲/著 定価(本体2800円+税)
コミュニティ・スクール・日本型チャータースクールとはなにか? 品川区学校選択制度はどのようにすすむのか?政策立案当事者へのインタビューによって、公立学校改革の実態に鋭く迫る。
『多元化社会の公教育』
J・ウォルフォード・黒崎勲他/著 定価(本体2400円+税)
新しい学校を供給できるのは誰か? 多元化社会における教育の役割は何か? 公教育問題研究の第一人者が討論した国際シンポジウムの完全な再現。
「デュルケムと現代教育」
J・ウォルフォード他編/黒崎勲他訳 定価(本体3900円+税)
戦後教育学において長い間不当にも軽視、曲解されてきたデュルケムの教育学説を、現代教育学の視点からあらためて光をあてた。
「大学はバイ菌の住処か?」
玄善允/著 定価(本体1600円+税)
現在の私立大学のアキレス腱ともいうべき「非常勤(ヒジョウ菌)」の視点から「悲劇(喜劇)」としての大学論。
「開かれた学校づくり」
浦野東洋一/著 定価(本体2800円+税)
「構造改革」路線全体のなかで教育改革が進められている。これに対抗し、著者が長年主張してきた「開かれた学校づくり」とはどういうことか。教師・子ども・地域住民参加の学校づくりを紹介する
「東京都の教員管理の研究」
堀尾輝久・浦野東洋一/編著 定価(本体2800円+税)
石原都政下の教員管理は、全国的な管理強化の流れを牽引する役割を果たしている。これまでそれはどのように展開されてきたか。今後の「学校と教員評価」のあり方を探り、教育行政変革の道筋を考える
中島栄一/著 定価(本体2200円+税)
新学習指導要領では〔学力低下〕は防げない。〔生きる力〕も育たない。「ゆとり教育」の是非、疑問点を徹底検証し、学校再生の道筋を明らかにする。教師と父母、必読の一冊。
松井吉之助/著 定価(本体2600円+税)
中学・高校の校長として現場を体験した気鋭の研究者が、学校改革・再生のビジョンを提示する。指導要録開示問題では、戦後日本の教育制度の変遷や国際的潮流も踏まえて解説。
「あいまいな組織としての学校」を論じ、現場、行政それぞれの校長論との接点を探る。校長経験をもつ著者が、学校経営と管理のあり方を問う。
「ディベート」は教育方法としてどこまで有効なのか? 地歴、公民科授業でもてはやされる「ディベート授業」を憂うる問題提起の書。
死の直前まで、国家と国民、自分自身の戦争責任について考え、誠実に行動し続けた教育学者。戦後教育史に画期的な足跡を残した氏に、教え子をはじめ百五十名余が語る。
環境と開発―。人間が生みだした現実に、教育学はどう応えるか。環境教育の視野を広げ、研究者、ジャーナリスト、市民ら十六名の共同によってなった野心作。
道徳教育とその授業の真価が問われているなか、子どもたちに「生きる意味」をこそ教えたい。小・中学校の先生にぜひ読んでもらいたい書。
二一世紀の学校教育のあり方を決める、教員養成制度の再編計画がついに実行に移される。日本教育学会の研究者たちが書き下ろした渾身の一冊。
教育における管理主義を現場の眼から痛烈に批判。教師たちが自省をこめて語る高校教育現場の実相。教室はいまだに「天動説」なのか。
自然科学的疑問の残る情報があふれる今日。学校教育の根底をなす問題から、広く社会一般の出来事まで―。今、理科教育のあり方を考える。
八九年の指導要領改定で新設され、今注目の生活科。それは「高学年理科教育の準備」か、「子どもの生活体験を基礎とする教育」か。様々な教育実践を紹介し、あるべき生活科を考える。
戦後五十年にわたり中・高校の理科教師として教壇に立ち、現在は科学教育研究所室長である著者の、日本における科学教育史の研究ノート。教科書から授業実践まで幅広い内容。
戦争と平和、豊かさの意味、共生、自然環境…。十代に今、伝えておきたいたいことをもとに、一〇二名がそれぞれの体験を通じ、製作した手作りの教材。