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「日経新聞」夕刊コラム「遠みち/近みち」(2016年3月26日付)で『早大劇団・自由舞台の記憶』が紹介されました。

タイトル:別役実を突き動かした魔力

評者:編集委員 内山洋一氏

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『名作百年の謎を解く』の書評が「図書新聞」(16年4月2日号)に掲載されました。

評者:山下多恵子氏(国際啄木学会理事)

《「文学の探偵」、面目躍如》

「本書は、「たけくらべ」「羅生門」「山月記」といった、すでに古典としての地位を確立した作品に、新たな読み方を提示する画期的な書物である。「芸術作品は人間の〈生命〉の側に立つ」(「まえがき」)という、簡明にして奥深い確信とともに、二人の著者(上杉省和・近藤典彦)は表現の領野に切り込んでいく。

最初から順に読む必要はない。いちばん関心の赴く、あるいは思い入れのある作品から読んでいけばいい。一つの解釈にとらわれていた文学観が揺さぶられるのを、読者は感じることだろう。――〈中略〉――

今なお尽きない謎が、好奇心を刺激する芥川龍之介の小編「藪の中」の深層に、諸説の検討と文学的想像力によって迫る「虚構の背後に」(上杉)。

今まで「藪の中」に一人残された哀れな夫・武弘は、芥川その人であるとされてきた。だが上杉氏は、女を犯しその夫を殺した罪人・多襄丸にこそ、芥川の自己投影が見られるという。氏の明晰な推理と、引用される芥川の遺稿「闇中問答」を読むと、ある一つの「真実」が浮かび上がってくるかのようだ。もちろんそれも、一つの解釈にすぎないと、言えないこともない。だが芥川の心理に肉薄し、「藪の中」に秘められたものを考察する手法は、抑制の利いた優れたものだ。この書の特徴でもあるが、「もう一度この小説を読みたい」「自分なりの解釈を考えてみたい」という気持ちにさせられる。

同じく芥川の「羅生門」の核心に、幸徳秋水『帝国主義』『社会主義神髄』の影響があることを発見した「幸徳秋水二著の衝撃」(近藤)。

氏は芥川の精神形成に、彼の実家で働いていた社会主義者・久板卯之助が深く関わったことを指摘する。芥川の少年時代に書かれた文章を丹念に読み解いていくと、そこには久板の思想、そして幸徳・堺枯川による「平民新聞」の思想的影響が克明に記されていた。「日光小品」「義仲論」にある貧民への同情、そして「革命の暁鐘」の待望は、今まで見落とされてきたものではなかったか。近藤氏はさらに次のように推定する、「「革命の先動者」義仲に比定されている「昭代の」「革命の先動者」は秋水・枯川であり、一人に絞るなら幸徳秋水であろう」と。

本稿を書く前は、著者みずから「芥川龍之介と幸徳秋水、そんな取り合わせがありうるのだろうか」と訝ったという。読者である私たちも、おなじ疑いに襲われる。だが読んでいくうちに、芥川と幸徳という二つの精神が、知られざる場所で確かに邂逅していたのだと信じられた。「吾人の前途は唯黒闇々たる地獄あるのみ」「外には、唯、黒洞々たる夜があるばかりである」――『帝国主義』と「羅生門」の結びにある一文を、氏は引用する。これは決して偶然の類似ではなかった。実証主義精神と、文学的想像力との幸福な結婚をここに見る。極めてスリリングな論証は、「読むこと」の本来的な愉しみを思い出させてくれる。――《後略》」

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『秩父鉱山』と著者の黒沢和義さんが、「東京新聞」(3月20日)で大きく紹介されました。

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『早大劇団・自由舞台の記憶 1947-1969』が「東京新聞」(2月15日付け夕刊)のコラム「大波小波」で紹介されました。

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「朝鮮新報」(2月15日付)で『中国国共内戦と朝鮮人部隊の活躍』の書評が掲載されました。

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朝中関係の根幹を知る

現在の朝中関係は一頃と違って微妙である。この先どうなるのかという関心に、一つのヒントを与えてくれるのが本書である。

中国が今日の隆盛をみるに至ったのは、国民党との内戦を経て共産党が1949年に中華人民共和国を成立させてからである。その国共内戦の勝利に巨大な貢献をしたのが金日成主席であり、その導きをうけた朝鮮人民であった。これまで日本では知られていなかったそのような歴史的事実が、初めて具体的に詳述されている。

国共内戦の帰趨を決する「天王山」は、朝鮮と国境を接する中国東北地方(満州)であった。ところが日本敗北直後の東北地方は中共党組織の空白地帯で、しかもそこには、国民党の到来をまつ土匪、日本敗残兵、かいらい満州国残余勢力がうごめいていた。……後略

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「神戸新聞」(2016年1月3日付)で『日本で初めて労働組合をつくった男 評伝・城常太郎』の書評が掲載されました。

評者:岩佐卓也氏(神戸大学人間環境学研究科)

45年の資料収集が結実

「~1897年発行の著名なパンフレット『職工諸君に寄す』の著者を高野房太郎とする通説に対し、城が原文の起草者であったと論じている箇所は興味深い。城の労働組合運動への情熱とともに著者の研究への情熱にも深く敬意を表したいと思う」

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