藤田省三・古在由重・高杉一郎――その行動・思想・哲学・経験。三人の肉声の記録は、「時代」の証言を聴くことでもある。
現代資本主義に対する妥協のない批判を通して、自らの内に潜在している〈いまだないもの〉を見つけ出す力を提示する。
黒田寛一の哲学から学び、マルクス主義認識論を掘り下げ深化・継承するために思索した論文集。
戦争責任、日本国憲法との関係、国民感情の変化、皇位継承問題…さまざまな観点から天皇制を考察し問題点を浮き彫りにした論考集。
「新しい中世の始まり」に、世代を超えた対話を通じて、これからの自由について考えた――。
気候危機 私たちはタイタニック号の航路を進むのか
クロポトキンの思想は、過激でも奇矯でも夢物語でもない――。再び学ぶ助け合う関係の歴史。共存の哲学。
ナチスドイツの蛮行を目撃したブレヒトは、古代中国の思想家・墨子に似せた未完の言行録『メ・ティ』を記す。
特集1 コロナ禍の女性貧困とジェンダー平等 特集2 気候危機とエネルギーデモクラシーの今
仏教における「自利」と「利他」の教義に焦点をあて、現代社会を生きる「私たち」一人ひとりの「倫理」を問う。
「新しい中世」の到来を前に、いま蘇る社会再生に向けた世界認識の探究