四万十 川漁師ものがたり
山崎 武著 四六判並製 240頁 定価(本体1456円+税)

川と遊ぶようにして生計を立てていたひとりの川漁師が描いた、詩情あふれる生物誌。
「私がこの仕事を始めた頃、四万十川という処女河川は、千古斧えつを入れない深山幽谷と同じように、全く神々しいほどの自然であった」(著者)

朝日新聞・天声人語…「『四万十川』とは『よい環境への期待』の代名詞でもある」
立松和平氏…「四万十川の漁師は、子どもの心を忘れず、川と遊ぶようにして生計を立てています。それがとてもよい暮しに見えるのです」
落合明高知大学名誉教授…「アユの産卵などぴかりと光る記事があるかと思えば、『ナマズのタタキ料理』や『ゴンズイの毒消し』『ゴリの肝きった』などユーモアもあって硬軟おりまぜて十分に楽しませてくれる」



おもな内容
私の職場のいきものたち
うなぎのこと/コイのこと/フナやコイの仲間のこと/アユのこと/アメゴのこと/ハゼのこと/カジカ、カマキリのこと/ナマズのこと/ドジョウのこと/メダカのこと/チヌのこと/スズキのこと/フグのこと/ボラのこと/エバのこと/ヒイラギのこと/コノシンロのこと/シマイサキのこと/その他の汽水魚のこと/珍魚、稀魚のこと/その他の動物のこと/水に縁のある鳥のこと/ヘビの仲間のこと/カエルの仲間のこと/貝の仲間のこと/水生植物のこと/アオノリのこと/ヒトエグサ(アオサ)のこと/オゴノリのこと

大河のほとりにて
生い立ちの章/青春の章/戦雲の章/泰平の章/寂滅の章

遙かなる道
はじめのころ/くらしとあぞび/流れをひとつに/遙かなる道